252話 キルケニーの街
ダブリンの南西にあるキルケニーはこぢんまりとした町だが、私たちが歩いたメインストリートは意外に混雑している。これはキルケニーが古くから城下町として発達してきたせいだろう。今、市壁はほぼ存在していないが、かつてはアングロ・ノルマンの城の城下として城壁に囲まれていた。ある時期には川向こうも城壁で囲まれていた。ふとヨークを歩いていた時のことが蘇ってきたが、城郭都市には共通するものがあるのかもしれない。
そうした伝統をしっかりと継承しつつ息づく街を城に向かって歩いていたら、羽織袴の日本人のストリート・ミュージシャンがギターを弾いていた。Mさんは、彼が弾く曲を知っているらしい。好きなんですよ、この曲。と言ってなにがしかのお金をギターケースに入れた。
ギターを弾く渡り鳥が燦々とした陽を浴びる日が来るといい。

<ストリート・ミュージシャン>
そうした伝統をしっかりと継承しつつ息づく街を城に向かって歩いていたら、羽織袴の日本人のストリート・ミュージシャンがギターを弾いていた。Mさんは、彼が弾く曲を知っているらしい。好きなんですよ、この曲。と言ってなにがしかのお金をギターケースに入れた。
ギターを弾く渡り鳥が燦々とした陽を浴びる日が来るといい。

<ストリート・ミュージシャン>
